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バウスラスター 喫水の浅いヨットの場合

直接、お問い合せ頂きましたお客様にはご説明させて頂く場合もございましたが、
これから書きます内容は、施工される方と協議の上、決めて頂きたい内容です。
あくまでも参考程度と捉えて頂き、お読み下さい。

「ヨットにバウスラスターを艤装したいが、喫水が浅くて・・・」と悩まれるケース、
大変多くあります。
船のサイズと比例して、トンネル径も大きくなる為、本来艤装したいサイズが
艤装できないようなケースも多くあります。
しかし、ヨットはボートと違いキールを軸に動く傾向が強いので、
ワンサイズ下の機種でも動きが良い場合もございます。

一例を。
バウスラスターを艤装する位置の喫水線からボトムまでが400mm。
トンネル径は185mmφとすると、ハルのボトムギリギリにトンネルを取付けたとして、
トンネル上部から喫水までが、余分をみて200mmしか無いとします。
この場合、下写真のようなVのあるハルの場合、スラスターを作動させると、
キャビる確率は非常に高くなります。
※写真はイメージです。

しかし、意外と知られていないようですが、ラウンドハルになると少々話は変わります。
ご覧の通り、トンネルの開口部は横向きでは無く、下に向くようになります。
表現が難しいので写真でご確認下さい。
※写真はイメージです。
この場合、矢印のように、水流は下から吸い下へ出るようになります。
勿論、波があり船が揺れ、トンネル上部が海面から出るようでは当然キャビりますが、
トンネルが海中に収まっている状態であれば、思っている程キャビる事はありません。
但し、写真のようにトンネル開口部が下を向いていれば良いかと言えば、
それだけではダメですとの回答になります。
トンネル開口上部含め、FRP施工者の方に、キャビらないよう形を作って頂く必要があります。
従いまして、最上部で書きました、施工される専門家と船毎に協議頂きたい。
と言う事になります。

再度申し上げますが、このような艤装方法もあると言う参考程度として捉えて頂き、
ご検討頂きますようお願い致します。

ご質問等ございましたら、お問い合せ下さい。

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