HSブログ
Oopsトンネル編partⅡ
以前、OopsなトンネルとしてブログをUPしました。
https://www.hsmarine.co.jp/hpgen/HPB/entries/284.html
上記ブログ内でも書きましたが、稀な例であります。
しかし、続く時は続くものですね。
症状としては、モーターは回るがプロペラが回らないとの事で確認したところ、
ギアBOX内、ギアの破損です。
トンネル内部にプロペラが擦れている箇所があるので、トンネル径を測ると
左右舷トンネル開口部の径が違います。
本来185mmφでなければならないところが、左舷190mmφ、右舷182mmφでした。
右舷側のプロペラがトンネル内部で接触しており、それが結構な抵抗でした。
接触抵抗が大きい状況のまま使用し続けた為、内部ギアが少しずつ削れ、
最終的にギア破損になったのか、何かを巻き込んだ形跡もあるので、
ギア破損に繋がった可能性もあります。
前回、今回と型抜き型トンネルの場合、スラスターを取付ける、
またはメンテナンスする際は、トンネル径・トンネル形状を確認してから
取付されますようご注意下さい。
- 2018.06.06
- 11:54
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