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ロープガード(筒状)に穴
はじめに、前回、今回の台風で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
弊社は被害という被害はありませんでした。
ご心配のご連絡、誠にありがとうございます。
復旧・修理作業を進めていますので、通常業務までは少々お時間を頂きます。
さて、前回、今回の台風で、過去耳にしたことが無い事が起きたようです。
皆さんご存じのロープガード
筒状で、ロープを通して使います。
当ブログでも何度か書きましたが、桟橋のクリート、
製品のバラつきから、バリや表面がザラザラしている物があり、
ロープが擦れ、最悪は切れてしまうケースがあります。
そんな場合、ロープガードを使用する事で、ロープが直接擦れる事を避けられますが、
今回は、そのロープガードが擦れて、穴のあく物や切れてしまったとの声が
聞こえてきました。
実物を見ると、やはり擦れが原因です。
ロープガードは素材こそ様々ですが、ロープとは比較にならない程擦れに強く作られていますので、これが切れるのは見たことがありません。
ロープガードは筒なので、船を離す・寄せる際にロープガードの位置を変える必要があり、この手間をどうにかできないかと常々考えておりました。
(※上記理由から弊社は通常販売はしていません。)
今年の5月から、いくつかのアイデアを元にサンプル作成、テストを重ねておりますが、
なかなか合格点に達していません。
しかし、ロープガードよりも安心して使える擦れ保護は
今回の台風で必要だと再認識しました。
製品化に向け、スピードアップします。
- 2019.10.15
- 11:59
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