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この先も悩まされるであろう紫外線や日本の環境
ご存じの方も多い事と思いますが、一参考としてご確認・再確認として下さい。
上は、某フィルムメーカー(自動車系)が研修等で使用するデータの一つ。
冬と夏ではUV指数に違いがあります。
また、北海道は少なく、沖縄・九州・四国・長野は高い計測値ですね。
日本の場合、高温多湿、四季もある。
乗り物にとって、日本は想像以上に過酷な環境であると言っても過言ではありません。
我々艤装品を、特に輸入物を扱う者は、常に紫外線・高温多湿・気温に
悩まされる場面が多くあります。
例えば、ヨーロッパ方面は日本とはUV指数は違い、湿度も低く、
基本的に四季もありません。
塗料・ゴム系・プラスチック系等の製品の劣化スピードは顕著に表れます。
アメリカは広いので場所によります。
UVデータだけを見れば、千葉の銚子とフロリダは近い数値ですが、
同じ括りでは考えられません。
基本的にはヨーロッパ同様と考えてよろしいかと。
車やオートバイはガレージ等屋内保管が可能ですので、UV等から守る事もできますが、
船の室内保管は現実的ではありません。
上の通り、紫外線・気温・湿度・風・塩害・四季などと向き合う必要があります。
船体メンテナンスは勿論ですが、艤装品一つ一つもメンテナンスが必要だと考えます。
船体・船底・エンジンは定期的なメンテナンスをすると思いますが、
是非、艤装品の定期メンテナンスを計画に入れて頂ければ幸いです。
- 2021.11.18
- 10:28
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