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知られているようで知られていない件(ハッチ編)

実は、同業者でも知らない方、少なくないと思われます。
「スカイライトハッチは開けた状態で走行してはならない!」と言う事。
昔から、お問合せ頂いた際、直接用途を伺えれば都度ご説明はしておりますが、
まだまだ浸透はしないようです。
では、ご説明致します。
まず、前提としまして、海外メーカーのハッチの内容になります。
某国産艇に使用されているスカイライトハッチは独自に製造している物もあるようです。
これに関してはデータを持ち合わせていない為、判断ができません。

写真内赤矢印は一般的に「STY(ステイ)」と呼ばれています。
各メーカー、ほとんどの場合STY有と無の設定かと。
ヨットの場合、バウハッチからセイルの出し入れなどの関係で、
STY無を使用される事が多いと思いますが、今回はボートのお話になります。

ボートユーザーの方から、
「開けたまま風を取り込みながら走る。」と耳にする場面、少なくありません。
上蓋を固定する為にSTYモデルを選択する事になります。
しかし、これをするとSTY部分等破損やトラブルの原因となります。
開けたまま走る・・・残念ながらそのような使い方を想定して設計されておりません。
弊社取り扱いのLEWMARに限らずです。
停泊中にハッチから風を取り込む使い方が正解です。
船内の空気を循環させたいお気持ち、十分理解できます。
個人的には、風速が弱く船速5ノット以下であれば簡単に壊れるとは思いませんが、
販売・取付する立場の私としましては、
走行時はキチンとレバーを閉めて走行して下さいと申し上げさせて頂きます。
「ダメ」と言われれば言われるほど「ダメ」な事に興味が湧く方も
いらっしゃるかと思いますが、物が壊れるのは避けて頂きたい。
従いまして、スカイライトハッチは開けたままの走行は「ダメ」です。
ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。




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