HSブログ

ボートショーが終わり

ご来場頂きました皆様。
誠にありがとうございました。
また、出展者・関係者の皆様、お疲れ様でした。
来年のボートショーが更に良いボートショーになるよう盛り上がって参りましょう!

昨日の今日なので、片付けも終わっていませんが忘れる前に書いておきます。

まずは、ブースにお越し頂きましたユーザー様から嬉しいお言葉を掛けて頂きました。
「ブログ見てますよ!」「参考にさせてもらってます。」などなど、
大変嬉しく思います。
ありがとうございます。
好き勝手に書かせて頂いておりますので、どこまで皆様の参考になっているのかは
わかりませんが、少しでも参考になれば幸いです。

さて、ボートショー会場で色々とお話させて頂きましたが、
今年も例年通り、一番多い質問は「ハッチのアクリル」の事です。
当ブログにて、時折書いていますが、改めまして書かせて頂きます。

「アクリルだけ交換可能か?」
可能・不可能で言えば、可能です。
しかし、弊社としましてはオススメしません。
理由は下記の通りです。
アクリルが蜘蛛の巣状になるのは、10年が目安になります。
勿論、地域や係留場所、紫外線などの関係で、10年以上問題無いこともありますし、
その逆もあります。
10年間、船に取付けられていると言う事は、船体の歪みなどの関係で、
アクリルだけでなく、フレーム(枠)も歪みがあると思って下さい。
また、シールやレバーなど、各部も同時に劣化しています。
アクリルだけを交換し、10数年問題無いハッチもありますが、稀なケースです。
アクリルの交換は大変難しい作業になります。
枠からアクリルを取外し、シール材を綺麗に剥がず。
文字にすると簡単ですが実際は・・・
アクリルにレバーやヒンジ、ステイ等を取付ける穴を元の通りに開けたとしても、
枠にアクリルを接着する際、アクリルが1mmズレて接着されれば、各穴も1mmズレます。
レバーは、フレームに受けがありますから、レバーの位置がズレれば受けとの相性も
悪くなります。
それ以外、細かい事を言えばまだ沢山あります。
余談ですが、個人的にアクリル交換とハッチその物の交換、仕事としてどちらが好きか?
と聞かれれば、迷わずハッチ交換です。

上記のように、弊社としましては、アクリル交換はオススメしません。

以上、ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合せ下さい。

※ポリカーボネートに交換したいと質問を受ける事が増えております。
確かに、強度を考えればポリカでしょう。
しかし、耐候性や加工性を考えるとどうでしょうか。
ハッチを製造するメーカーは世界中に数十社ありますが、
どのメーカーも未だにポリカを使用していません。
私が知らないだけで、もしかするとポリカを使うハッチがあるかも知れませんが、
一般的でないのは確かです。

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