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プレジャーボート、特に中大型艇向け係留ロープに悩む

プロの方は一目瞭然でしょう。
①~⑥まで、同じように見えても全て違う作り方です。
※ほんの一例

簡単に結果が出るなんて微塵にも思ってはいませんが、
やはり難しいです。
まあ、難しいから熱を持つのですが(笑)
国内・海外製の様々なロープと仲良くしてきましたが、
君が一番!と言うモノに出会えないので、ならば作ろうと思い、気付けば4年。
素材、撚り方、打ち方から見直し、試行錯誤しながら試作、そしてテスト。
だいぶ答えが見えて来た感があるが、まだまだ。

ご存知の方も多いと思いますが、強いロープの代名詞である「ダイニーマ」
昨今の本船や業務艇はダイニーマ素材のロープを使い、
太くて重たいロープから、軽くて強いロープを使用している船が増えています。
しかし、近頃は風向きが変わった様子。
ヨットに乗る方は簡単に想像できると思いますが、ダイニーマは強度こそ強いが
伸縮性は極端に少ない。
はい、その通り!
ロープが「パンッ」と張った衝撃は、本船のような大型船でもダイレクトに感じるようで、
船内に居ると顕著だとの事。
従って、元々使っていたロープに戻す船や様々クッション材で工夫しているとか。
以前から、プレジャーボート(中大型艇)のオーナー様や管理業者様から、
「ダイニーマは?」と相談を受ける度にお伝えしましたが、
一番気掛かりなのは、船側・桟橋側共にクリートが飛んでしまう事。
実際、強度があり伸縮性の無いロープを使い、クリートが飛ぶ例を何度も見ている。
従って、お断りしていました。
確かに24mm以上のロープは重量もあるので、軽くしたい気持ちは十分理解できます。
しかし、船が壊れてしまっては・・・
また、ナイロンは徐々に切れ最終的に破断となる事が多いですが、
ダイニーマは前触れ無く「バチン」と破断する特性がり、衝撃もその分大きい。

強ければ良い、軽ければ尚良いが、そこを求めると目を瞑らなければならない部分も
発生してしまう。
ダイニーマのように、強度はお墨付きでも、適材適所・合う合わないを考えると・・・
船をが壊れるような事は避けたいものです。

細かい内容は控えますが、「良いロープ」を作りたい。
製品化まで漕ぎ着けるか否か。
可能な限りチャレンジを続けます。

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