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リチュウムイオン電池について

近頃、リチュウムイオン電池についての問い合わせが増えてきました。
ネット検索すれば一般的なメリット・デメリットは確認できますので、
興味のある方は検索してみて下さい。

弊社では現状、船舶に使用する為のリチュウムイオン電池の取り扱いは考えておりません。
理由としましては、PSEに該当する事や、輸入の際に発生する諸事情、コスト、その他
幾つかの理由がある為ですが、
実際のところ船に使用する場合、そこまでメリットを感じない。
が、本音です。
私の勉強不足、知識不足がそのような結論に至るのかもしれません。
※毎年、法規制が少しずつ変わるようなので、状況によっては再検討も考えています。

輸入艇の中にはリチュウムイオン電池を採用している船も現状は稀ですが、
目にするようになってきました。
但し、感覚的には増える(採用)スピードが遅い。
遅いには理由がある?とついつい思ってしまいます。
また、数艇はバッテリー(リチュウムイオン電池)不良も確認しています。

では、私が前向きになれない理由を。
〇リチュウムイオン電池は衝撃や湿気などでの発火の可能性もあると言う点。
〇リチュウムイオン電池は満充電での放置は劣化が早いと言われています。
良い状態を維持するには、半分程充電されている状態で保管が良いとされています。
例えば、陸電やオルタネーターなど、充電器(バッテリーチャージャー)から
チャージの状態で放置すると、理屈では劣化が早い。
〇充電器(バッテリーチャージャー)もリチュウムイオン電池専用にする必要があり、
充電器も様々、船で使用する場合、船毎(電装システム)に合ったものを使用する必要がある。
〇過充電・過放電にとても敏感
〇過電圧をかけるとトラブル率が上がる
〇高温・低温に弱い
船に搭載する場合、高温の部分で考えますと、ご存じの通りエンジンルームやバッテリー設置場所は、想像以上に高温です。
リチュウムイオン電池の対応温度がどれくらいなのかも実際は把握できません。

上記以外、細かく書き出すとまだまだあるのですが、臆病な私は新しい物を採用するにあたり、実績を確認してからでないと踏み出せません。
特に船で使用するとなると・・・
上でも書きましたが、私の勉強不足・知識不足もあるでしょう。
考え方や捉え方が古いのかもしれません。
感覚的にですが、船で使用するとなると、
電池そのものが開発段階のような気がしてなりません。

もう少し様子を見させて下さい。




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